【プロに聞くコラム】ドッグトレーナーに聞くワンちゃん撮影のコツとは?

 

かわいい愛犬の写真をスマホで撮影するとき、皆さんはどうしてますか?

「カメラ目線くださーい!」「ちょっとじっとしてて!」なんて飼い主の必死のメッセージもつゆ知らず、肝心のワンちゃんはスマホが気になって寄って来てしまったり、逆にそっぽを向いてしまったりなんて経験ありませんか?

今回は撮影技術ではなく、被写体のワンちゃんにフォーカスした写真撮影のコツに迫るべく、ドッグトレーニングアクアの水口トレーナーに話を聞いてきました。

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ワンちゃんの気を引く方法とは?

ご自身も、ワンちゃんの写真を撮る事があるという水口トレーナーに、素人でもできるワンちゃんの気を引く方法を聞いてみました。

ーまずは、人間の赤ちゃんと一緒で音のでるおもちゃで気を引く、というのがオーソドックスですがやりやすいのではないでしょうか?それから、匂いの強いおやつなどもワンちゃんの気を引くのに良いと思いますよ。

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ただし、相手は生き物です。毎回同じ手が通用するとは限りません。

実は、大事なのは「意外性」なんです。

音と一口に言っても、同じトーンの同じ音を聞かせ続けると慣れてしまう。音の大きさや質を換えてみるなどの工夫が必要です。おやつも、チーズ風味をあげたら次はレバー風味に変えてみるなど、飽きさせない工夫をしてみてくださいね。

口笛を吹いたり、聞き慣れない音を出してみる、など普段慣れないものを聞かせたり見せたりするのも有効です。
そして、音でもおやつでもおもちゃでも、そのワンちゃんによって反応しやすいものがあるはずですので、それを探ってみるのも手ですね。

意外性が大事、というのは興味深いですね!
ワンちゃんだからといって「おやつならどれでも一緒でしょ」という訳ではないようです。

ワンちゃんがそれでも写真を撮らせてくれない場合こんな方法も

一生懸命おもちゃなどで気を引いても、おやつをちらつかせても、動き回ったり飛びついたりして落ち着いてくれないワンちゃんの場合、初歩的ですが意外と思いつかないこんな方法も!

ーリードで行動を制限する、というのも簡単な方法の1つですね。それから、動物病院で良くあるような少し高さのある台に乗せて写真を撮るという方法もあると思います。ただし、安全に気をつけて行ってくださいね。

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ワンちゃんとのコミュニケーション、まず必要なしつけとは?

生活の様々な場面で必要となるワンちゃんとのコミュニケーション。今回は写真を撮るということにフューチャーしましたが、基本のしつけや関係構築ができていれば写真撮影も、その他のコミュニケーションも簡単にできるようになるそうです。基本のしつけとは、一体なんでしょうか?

ー基本的なしつけというのは、おすわり、マテ、そしてアイコンタクト(飼い主ときちんと目を合わせる)がしっかりできる様になる事。それがきちんと入っていれば写真撮影なんか簡単にできると思います。
今日からすぐにできるしつけとしては、ご飯の時におすわり、マテ、アイコンタクトの3点セットを必ずやることでしょうかね。

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プロが教えるワンちゃんとの関わり方とは?

カワイイ写真を撮るためには、ワンちゃんとの関わり方も重要だという事がわかりました。最後に、ワンちゃんと正しく関わるコツを教えて頂きました。

ー普段からしつけを行うことが大事です。優しさだけではなく、少し厳格なところも持っておくと軽く見られない(なめられない)です。いい意味で、緊張感を持たせるという事ですね。普段は優しいけど怒ると怖い一面もあるぞ。でも味方であることは変わらないよ、というのをワンちゃんに見せる事。溺愛してしまうと、ワンちゃんによっては飼い主さんを下に見て問題行動に繋がる場合もあります。

厳しくしつけをするのはかわいそうと気になる方はおやつやオモチャの使い方を工夫してみては如何でしょうか?

どうすればおやつやオモチャをもらえるのか?をワンちゃんに教えていくのですが、まずは我慢すること(マテ)を教えて、次にアイコンタクトを追加したり、家の中だけでなく外でもマテをさせたりとレベルを上げていきます。

レベルが上がっているワンちゃんに対しては簡単にはおやつやオモチャ(ご褒美)を与えないこと。こうすることでご褒美が活きてきます。

 

ワンちゃんの撮影で大事なことは、撮影技術やテクニックより、普段からの関係作りやしつけなのかもしれませんね!
正しいしつけ方法で楽しくワンちゃんと関わりながら、カワイイ写真を撮りためてみてはいかがでしょうか。

 

【今回お話を伺った方】

ドッグトレーニングアクア 水口トレーナー

ペットの専門学校卒業後、フリーの訓練士についてドッグトレーニングを学び、ペットのテーマパークにてフリスビー等のパフォーマンスを務める。2003年 テレビ東京TVチャンピオン「ダメ犬しつけ王選手権」出場 第3位。その後、ペットの専門学校にてしつけ訓練科、アニマルセラピー科の講師を経て、2008年 フリーの出張訓練士としてドッグトレーニングアクアを立ち上げる。

11897028_769072839869119_1003837510_n (1)「イヌの楽しみである散歩、遊び、食事を重視し、イヌはイヌらしく大らかに伸び伸びと育てます。「しつけは楽しく」がモットーです。しかしイヌが危険な行動をとった場合は毅然と叱ります。しつけ方法はそのイヌの性格、性質に合わせます。」

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藤 カイコ

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